花見シーズン突入直前の公園の片隅。路頭にお迷いであらせられるは自己啓発セミナー「LSD」御一行様。屋外実習とうそぶいて、エンロール(勧誘)や募金活動を強要して受講生たちを夜の街に放す。もう事務所には帰れない、代表がセミナーを開業する前の借金返済が追いつかず逃げ回る。受講生たちにバレてはならない。
所詮セミナーはねずみ講、なのになぜ儲からない? 集めた受講生たちの出来が悪いのか、でも逃げ切れさせはしない。メソッドがあまかったのか?/洗脳失敗/マインドコントロールはフィクションの刷り込みだ。ココロに暴力を振るい空っぽのカラダを抱きしめてやる/アメとムチ。
とにかく増員だ拉致でもなんでもしろ裏切るな助け合え裏切るな/仲間が増えることが世の中のためになるのだ/それは自己のためになるのだ/自己のために自己を犠牲にしろ/「あなたは100%でしたかぁっ!本当に100%でしたかぁっ!!」/「何をやるかやらないか迷ったらやるぅっ!!」を連呼/受講料がないなら借金させろっ/何でも出来るということを皆に広めましょうっ!/………
花見シーズン真っ盛りの公園の片隅で、自己開発セミナーLSD御一行様は何を企み潜む痛烈痛快アグレッシヴ! なのにデリケートなこの芝居が4年ぶりにリメイク再演。03年春の初演では、流山児★事務所と天野天街演出のコラボレートによるラリった芝居を展開。
今回は阿佐ヶ谷スパイダースから伊達暁氏を客演に迎え、tsumazuki メンバーがフルスロットでこのドロった芝居に挑む!
劇 場 | 下北沢 ザ・スズナリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年1月31日(木)〜 2月6日(水) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2007年12月10日(月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席指定 前売 3500円 当日 3800円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 伊達暁 寺十吾 釈八子 宇鉄菊三 日暮玩具 竹下カオリ 松原正隆 太田晶子 鈴木雄一郎 岡野正一 松嶋亮太 中野麻衣 永野昌也(スエヒロアンドザスローモースローガンズ) 金子岳憲(ハイバイ) 今井勝法(幹生/横浜未来演劇人シアター) 高村圭(Mカンパニー) 蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動機) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作:スエヒロケイスケ 演出:寺十吾 照明:Jimmy((株)フリーウェイ) 音響:岩野直人(ステージオフィス) 舞台監督:田中翼 舞台美術:小林奈月 宣伝写真:久家靖秀 宣伝美術:大橋修(thumb M) 振り付け:石丸だいこ 演出助手:岡野正一 制作:原田瞳 J-Stage Navi | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
協 力 | ザズウ ゴーチ・ブラザーズ (株)アルファセレクション ラッキーリバー 個人企画集団*ガマ発動期 スエヒロアンドザスローモースローガンズ ハイバイ 幹生 横浜未来演劇シアター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
企画・制作 | tsumazuki no ishi |
力強くしなやかな身体が創りだす究極のライブ舞台ーTSURUGI PERFORMANCE。
2001年より、海外に目を向けた活動を開始。
2001年イギリスJAPAN YEARフェスティバル招聘。
2004年オランダ・ベルギー・ドイツツアー。
2004年アメリカMLB開幕戦 オープニングセレモニー出演。
2005年台湾ツアー。
ヨーロッパ・アジアで38000人にスタンディングオベーションを巻き起こし、2008年にはフランスツアー、続けてギリシャツアーを予定している。剱と一体化するかのようなスピーディで力強い動きに加え、日本人にもあまり知られていないヤマト歌で優美な世界観を構築。
日本人特有の身体能力を存分に生かし、派手な装飾・演出に頼らず、身体と剱に真正面から向き合った舞台づくりは常に海外からも注目されている。
今回は「〜音〜」をテーマにした、フランスツアーに向けた新作公演。
劇 場 | シアター V アカサカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年3月6日(木)〜 3月11日(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2008年1月15日(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席指定 前売 4500円 /ペアチケット 8000円(ペアチケットは J-Stage Navi のみの取扱い) 当日 5000円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 神谷美保子 松木史雄 石綱寛 神谷昌志 相澤美千子 他 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作・演出:松木史雄 舞台監督:平井徹 照明:佐藤公穂 音響:岩野直人(ステージオフィス) 美術:福島直美(空間工房タシブトフクシマ) コスチューム:濱田桂子 ヤマト歌:神谷美保子 宣伝美術:飯塚兼悟(iTiSii) 制作:島田敦子(J-Stage Navi) 総合プロデューサー:神谷美保子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後 援 | NIKIiD スオッシュ 桜月流を育む会 桜の会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主 催 | 桜月流美剱道/O-Getsu Ryu |
公演中止になったはずの舞台。しかし、そこに特別なお客様がやってきた。完全アウェイの中始まった、終わりがないはずのその芝居は、人々の想いがからみ、うねり、答えなく進み始めた。smokersが表現する、等身大のほろ苦ストーリー。
小劇場での活動を通して意気投合した、市川茂男、荻山博史、熊坂貢児、広瀬格、遊佐邦博の5人で結成した演劇ユニット。ユニットという名称は劇団という名称よりソフトにしたかったのと、お互いのやりたいことを尊重しあえる関係でいたいということから付けられた。舞台は役者主体の会話劇で、年に2回の本公演をベースに活動している。
劇 場 | 中野 ザ・ポケット | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年3月12日(水)〜 3月16日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2008年2月1日(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席自由・日時指定 前売 3200円 当日 3500円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 市川茂男 荻山博史 熊坂貢児 遊佐邦博(以上smokers) 木戸雅美 森下了太 栂村年宣(BQMAP) 野村啓介(ブラボーカンパニー) うさみともこ 佐々木恭平 川端桜(Pretty Pink Princess) 湖山未来 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作・演出:広瀬格 美術:杣谷昌洋 照明:橋本剛(colore) 音響:志水れいこ 舞台監督:大友圭一郎 演出助手:矢萩寛子 制作助手:宅野美穂 制作協力:J-Stage Navi 宣伝美術:廣瀬郁実 写真撮影:松田優子 |
伝説の起こりとは何なのか。
平安時代中期、関東で新皇を称し、武士の先駆け的存在になったと言われる平将門にまつわる伝
説は数多くある。日本史史上初めてさらし首になった人物であり、3日目にその首が夜空に舞い上
がり故郷に向かって飛んでいったとされ、現在将門の首塚と伝えられる場所が複数ある。東京大手
町にある将門の首塚を壊し、大蔵省仮庁舎を建設した際には、大蔵省官庁職員や工事関係者に多数
の死人や怪我人が出たり、戦後GHQによる区画整理の際、工事車輌が横転し、運転手が死亡したと
いう話もある。
何故将門にはこうした多くの伝説が残るのか。人間にとって伝説とは何か。
伝説の始まりとそこに生きた生身の人間の生き様を描く。
劇 場 | 神楽坂 die・pratze | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年3月19日(水)〜 3月25日(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2008年2月7日(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席自由・日時指定 前売・当日共 3000円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 須山剛 加藤大我 タリン 高橋裕太 酌恋太郎 柴田淳 庄司勉 中谷大介 春口ゆめ 横山晃子 鈴木なつ 檀上太郎 尾崎喜芳 赤池高行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作:清水邦夫 演出:ERAGI 照明:山本博史 音響:中村歩 殺陣:赤池高行 衣裳:松野可奈 音楽:JunYoshikawa 演出助手:中谷大介 写真:河野鉄平 宣伝美術:海原大輔 当日制作:車杏里 制作協力:J-Stage Navi |
僕からは、明日の君へ・・・。私からは、昨日の貴方へ・・・。どこで出会ったか覚えが無いが、しかし間違いなく求め逢っている男と女。携帯電話でのみ交わされる2人の言葉。何処にでもいそうなカップルだが、唯一他と違うことは、2人が存在する世界が1日違いだということ。男からは24時間後の彼女。会おうにも会えない2人。しかし、男は仕掛けたのだ。彼女に逢うために。巻き込まれた2つの人々の2つの物語。らせん状に絡み合う痛快エンターテイメント!
サスペンス、ファンタジー、ミステリー、コメディ、SF・・・このどのジャンルにもくくりきれない新感覚ストーリーです。携帯電話でのみ繋がる1日違いの人々の、それぞれの出来事が絡み合い、驚愕のクライマックスを迎える。ドライブ感を意識したスピーディーな展開に、新たな世界観を追求します。
劇 場 | ■ 大阪:芸術創造館(芸術創造館マンスリーシアター)■ 京都:ART COMPLEX 1928(ART COMPLEX 1928共催公演)■ 東京:中野ザ・ポケット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年3月7日(金)〜 3月9日(日)【大阪:芸術創造館(芸術創造館マンスリーシアター)】
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前売開始 | 2008年1月22日(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 大阪・京都 ▶ 全席指定 前売 3000円 当日 3500円 東京 ▶ 全席指定 前売 4000円 当日 4000円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 津川友美 橘ゆかり 清水拓蔵 横山一敏 幸野友之 藤村忠生 大場達也 成瀬優和 倉方規安CHIKA 間瀬凛 園田真子 小野寺丈 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作・演出:小野寺丈 照明:大串博文(アステック) 青木大輔(アステック) 音響:平田忠範(GENG-27) 舞台監督:早坂富雄 音楽:羽柴昴 写真:福島貴之 宣伝美術:石井亨 ビデオ撮影:木村誠 制作助手:齊藤光司大山真子 制作:島田敦子(J-Stage Navi) 田中絵美(J-Stage Navi) 京都公演エグゼクティブプロデューサー:古田博一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
協 力 | 株式会社ヤザ・パパ 有限会社アクトレインクラブ 株式会社ジャパンアクションエンタープライズ 株式会社花 株式会社ビー・エス・カル ライドアウト 株式会社太田プロダクション/オフィスホワイト・atelier DingDong | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
企画・制作 | 小野寺丈 |
太古の昔より連綿と連なる「人」=「樹」=「世界」の関係。
これは、「人」であるアナタに「樹」が語る、「世界」の物語。
あるいは、アナタの「世界」に「樹」が語る、アナタという「人」の物語
そして、立ち続ける「人」と「樹」とを繋げる、壮大で身近な「こころ」の物語 ―― 『ユグドラシル』
2008年、innerchildはお陰様でいよいよ旗揚げ10周年を迎えました。 『「こころ」を描くエンターテイメント』を合言葉に、人間の心理に迫る心理学的なトピックスや、世界(主に日本)の神話的・宗教的モチーフといった精神文化をテーマに、誰しもが心の奥に持ち得る深遠な内面世界、更には個人の内面に留まらない、より歴史的・社会的な背景を見据えた「壮大な物語」を、知的好奇心とロマンを基に徹底的に描いてきたinnerchildが、10周年にふさわしい壮大な物語をお届けいたします。
劇 場 | こどもの城 青山円形劇場 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年4月3日(木)〜 4月7日(月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2008年2月7日(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席指定 前売 3500円 当日 3700円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 小手伸也 菊岡理紗 土屋雄 三宅法仁 宍倉靖二 石川カナエ(innerchild) 大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス) 石村みか 武智健二(ジャパンアクションエンタープライズ) 進藤健太郎(無名塾) 井俣太良(少年社中) 稲川香織(プリセタ) 小田篤史(東京コメディストアj) 數間優一(スロウライダー) 響子(ASSH) 初谷至彦(NG企画) 久保寺淳子 津留崎夏子 仲村梓 中山智香子 松本華奈 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作・演出:小手伸也 舞台監督:筒井昭善 美術プロット:筒井昭善・小手伸也 照明:榊美香((有)アイズ) 音響:尾林真理 映像:神戸ちぎ 衣装:渡辺まり メイク:荻原麻弥 小道具:桜井徹 スチール撮影:引地信彦 WEB製作:小手伸也 演出助手:三嶋義信(innerchild) 制作:田中絵美(J-Stage Navi) インナーチャイルド制作部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
企画・制作 | innerchild |
俺は葬儀屋だ。小さな町で生まれ育ち将来の夢も学歴も無く親父の仕事を継いだだけの男だ。雨の日にも風の日にも晴れの日にも風の日にも晴れの日にも曇りの日にも、人生の終わりはやってくる。根拠の無い焦燥感。奴に睨まれたまま俺は改造バイクに乗って走り出す。早くしないと世界が終わる。いつかれだろう。新しい何かが始まる。そんな予感が無くなったのは。誰もがいつかは冬の終わりを告げる。そんな雷に打たれるのだろうか。春雷。少しばかり遅い春を迎えるように今
劇 場 | 中野 劇場MOMO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 程 | 2008年4月2日(水)〜 4月7日(月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前売開始 | 2008年3月2日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チケット | 全席自由 前売 3,000円 当日 3,200円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャスト | 小豆畑雅一(劇団青年座) 枝元萌(ハイリンド) 猿田モンキー 鈴木幸二 滝沢恵(THE SHAMPOO HAT) 橋本直樹(劇団離風霊船) 日沖和嘉子(ラムネ☆天色堂) 入交恵(ラズカルズ) 佐藤宙輝(ラズカルズ) 松本たけひろ(ラズカルズ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタッフ | 作・演出:松本たけひろ 舞台美術:向井登子 照明:山浦恵美 照明操作:豊山ゆうこ(y/s company) 音響:橋本絢加 舞台監督:大友圭一郎 宣伝写真:永田理恵 宣伝美術:入交恵 制作:三沢一世 当日運営:塩路牧子 制作協力:J-Stage Navi | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
企画・制作 | ラズカルズ |
物語は徳井家の居間を舞台にし、徳井家の長女一子と次女さえを中心に進んでいく。
「嫁いだ姉が帰ってきた、理由は夫が行方知れずになってしまったから」
漫画家の一子は締切に追われる毎日を過ごしている。夫が自分の前から姿を消してから一年。
二度目の桜の季節がやってきた。周囲は夫に逃げられ、仕事に打ち込む一子を心配する。
しかし一子はそれについて何も言わない。不平も言わなければ涙一つこぼさない。
そんな姉の姿を妹のさえは冷静に観察し、そして否定する。
「お姉ちゃんはいい子のふりを相変わらずしている。自分だけは問題が無いという顔をしている」
母・美恵子が茶道教室を営んでいる事も有り、一子は周りの様々な好奇の目にさらされる。
編集者の明菜は一子を大げさに心配し、アシスタントの美優は一子を心の底で馬鹿にしている。
夫の同僚柴田は季節ごとの手土産を持って一子の元を訪問する。季節はめぐっている。
茶道教室の生徒達は日々の話題に様々な憶測を噂する。静かに見守るのは父・光政だけ。
そんな中茶道教室の生徒の一人が一子に一つの依頼をする。
「私の事を取材し、それを本に載せ、私の人生を私に見せてください」その依頼にのめり込んでいく一子。
その様子をさえは更に嫌悪する。
しかし、一子はさえにこう言う
「人は誰しも自分より不幸な人を見ることでしか自分の幸せを認識できない」